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勝山酒造訪問

2011.02.15

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先日、宮城県仙台に、究極の日本酒を作る男がいると聞いて、早速訪ねて参りました。JR大宮駅から東北新幹線に乗り1時間10分余りで仙台駅に到着しまし た。こんなに仙台は近いのかと驚きでした。改札を出ると究極の日本酒を作る酒蔵勝山の伊澤治平社長がわざわざ迎えに来て下さいました。その足で、車で仙台 市内から30~40分走ったところに、今回目的の勝山酒造の酒蔵がありました。とっても近代的で衛生的な酒蔵には本当に驚きでした。早速伊澤治平社長に日 本酒の歴史、今おかれている日本酒の状況、そして今後日本酒が進む道など1時間程お話を聞かせて戴きました。とにかく伊澤治平社長のお話を聞けば聞く程、 日本酒の奥深さと味わい、そしてなんといっても今後の日本酒の可能性を強く感じました。特に印象的だったのは、ワインと対極にあると思っていたのですが、 とってもワインに共通する部分が多いこと、食材の持ち味をとっても引き出していくところは今後、フランス料理と言う分野の中で、益々重要が増していくと思 います。

当日は酒蔵の中を最初から見学させて戴き、普段見ることない米の蒸しあがりから仕上げまで見せて戴きました。蒸しあがりの米はとっても艶が良くそのまま食 べさせて頂きましたが、本当に美味しかったです。丸くするとピンポン玉の様な弾力にはびっくりしました。是非今度は大宮の地で、ハリケーン男の呼び名を持 つ伊澤治平社長に、日本酒の素晴らしさを伝えて頂ければと思っております。勿論その時はフランス料理とのコラボレーションですね。今からとってもわくわく してきましたね。

そして今回宮城県に来たもう一つの目的であります、短角牛の見学に行って参りました。 仙台市内から車で2時間程の豪雪で皆さんも知っておられる鳴子温泉にある、東北大学大学院農学研究科付属複合生態フィールド教育研究センターで短角牛の研 究がされており、担当の家畜福祉学の小原様に説明して頂きながら、実際に牛舎を見せて戴きました。短角牛は通常の黒毛和種の和牛に比べ霜降りが少なく、粗 い食味を感じる反面、脂肪が少ないため、アミノ酸由来の呈味性は高い赤身の肉質が特徴です。また現在8,000頭程しか飼育されておらず大変希少品種で す。 特に生態フィールド教育研究センターでは、夏は放牧、冬は国産肥料にこだわり、健康に配慮しながら育てておりました。実際に仙台牛と短角牛を食べ比べてみ ましたが、仙台牛はすごく美味しい反面一口で満足感をみたしてしまいますね。それに比べると短角牛は食べれば食べる程味わいがありながら、さっぱりしてい るので、後を引く印象です。今後色々な料理に応用してみたい食材です。是非皆さんも一度短角牛を味わってみては如何ですか。

 

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